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2017.07 自立


大阪市にチット・チャットスポーツ塾(障がい児のためのスポーツ塾)があります。昨年代表の森嶋社長の講演を聞かせていただきました。

約600名近い発達障がい児が利用している塾です。目的は、運動・スポーツを利用し身体能力の改善はもちろんのこと、コミュニケーション能力の向上・自信や自己肯定感の育成・社会性(ソーシャルスキル)のトレーニングなど運動・スポーツが持っている多面的全面的なアプローチによるサポートを提供しているそうです。森嶋社長の目標は、「未来しあわせな人生を歩める大人になってもらうこと」でした。

その講演の中で、「子どもを子ども扱いして何でも手伝ったり、できることをさせないで、大人がやってあげたりしていたら、その子は自立から遠ざかるばかりだ。もっと子どもに、『少し難しそうだな』と思うことをやらせると良い。やらせてみたら判る。子どもはこんなもんだと言う固定観念を無くすことだ。できない→できるようになる。その過程において自立に繋がる力が養われるのだ。自立とは、他の力に頼らず自分の力で身を立てることだ」と言っていました。

そのためには以下のことが大事だそうです。

☆子どもにできることは子どもにさせる。
☆小さな成功体験をたくさんする。(スモールステップ)→やればできる自信
☆自分からやる。やる気にさせる。→一人立ちにつながります。

私は障害をもった子どもが他の力に頼らず、自分の力で自立を目指して頑張っていることに感動しました。

私の四男の息子は広島大学大学院で国連職員になるための勉強をしています。スポーツ(アメフト)で頑張り全国大会まで行った息子が、国連職員になるために数学と化学の研究をしています。来年から研修でアフリカのザンビアに青年海外協力隊と共に1年半行くそうです。その国で求められているのが、数学と化学だそうです。数学の専門教授について、毎日必死にやっているようです。国連職員という目標に向かって邁進できるのは、スポーツを通して養われた強い心と自立心のおかげです。

息子は、「他の力に頼らず、自分の力で成し遂げなければいけない」と話します。目標に向かってやると決めたことは必ずできると信じて行動していました。

息子が大学生のとき、国連ユニセフにいた私の友人のカンボジア研修に参加しました。カンボジアのスラム街に行き、どれだけ自分が幸せなのか感じ、またスラム街の子どもの目の輝きを見て、自分もこの子たちのために何かしたいと動きはじめたのです。

森嶋社長のお話の通りです。できないことができるようになったら、次に少し難しいことに挑戦させる。やらせてみてわかりました。嬉野幼稚園の子どもたちも、自立できる子ども、自ら挑戦できる子どもをめざします。どうか自立に向かって成長していく子どもたちにあたたかい応援をお願いします。


園長 高橋弘樹


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